大人のヨーロッパ街歩き #113

第113話「フランス・バニョル・ド・ロルヌ」
今回旅するのは、世界遺産モンサンミッシェルを抱えるノルマンディー地方の街、バニョル・ド・ロルヌ。この街には、温泉が湧き出るため古くから湯治場として栄えてきました。街の中心、カジノ湖の湖畔に建つスパは、パリはもちろんフランス各地から湯治客が訪れる人気の温泉施設。温泉水やこの辺りの特産品、リンゴを使ったコスメはお土産にも大人気です。そんな街を案内してくれるのは、旅行・留学コンサルタントの小川裕子さん。
19世紀にパリのリゾート地として発展したバニョル・ド・ロルヌ。ベルエポック地区と呼ばれる住宅街には、パリのブルジョワが建てた豪華な屋敷が立ち並び、フランスの華やかな時代が忍ばれます。この街の教会にも、水にまつわる特徴が。サクレクール教会には、水をイメージしたステンドグラスやアールデコ調の装飾が施されています。
豊かな森に囲まれたバニョル・ド・ロルヌ。アンデーヌの森では、ノルディックウォーキングを楽しみます。この森には1000種類以上のキノコが生息しているといわれます。そんなキノコをスペシャリテとして揃えるレストランでは、前菜やメインはもちろん、デザートにまでキノコを使った料理を堪能。森の隣に立つマルシェでは、ノルマンディー名物のシードルや洋梨のお酒、ポワレのテイスティングも!サンオルテール礼拝堂に祀られる神様には、不思議な言い伝えが隠されていました。
少し街を離れ、フランスで最も美しい村の一つに数えられるサンセヌリも訪ねます。美しい緑の中にひっそりと佇む教会では、思わぬ出会いが待っていました。
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